GameEngine2Dで開発する理由
現在、私はGameEngine2DでPS VITAのゲームを開発しています。まずはGameEngine2Dについて簡単にご紹介させて頂きます。
GameEngine2DとはPSM SDK( PlayStation(R)Mobile Software Developer Kit )が提供する2D専用のライブラリになります。拡張数学ライブラリ、描画機能(スプライトの描画とイミーディエイトモード)、入力支援、カメラ、フォントマップ、行列スタックといった様々な2Dの機能を含んでいます。スケジューラ、シーングラフ、アクションなどを含んだゲームエンジンです(PlayStation(R)Mobile SDK: 開発ガイド)
GameEngie2Dはcocos2d(http://www.cocos2d-iphone.org/)を参考に作られており、cocos2dとよく似ています。結論を言うと、私がGameEngine2Dで開発している理由はスマホゲームの方をcocos2d-xで開発しているからです。Unityでも良かったのですが、cocos2d系の方が慣れているので、今回はGameEngine2Dで開発することにしました。正直、今後のことを考えるとUnityで挑戦するほうが良かった気もしますが、挫折してしまい、ゲームが完成しない可能性があったので保留です。やっぱりゲームは完成させたいですからね!!(ローペースですが)
ただ、GameEngine2Dもいくつかクセがあり、初見殺しは散見されます。この辺りはこちらのGameProgrammar's Night様が記事を掲載されています。
GameEngine2Dではテクスチャ座標が左下原点なので、ゲームのアセットを作成する際には注意して下さい。私はcocos2d-xで開発していたので、見事に引っかかってしまいました。
実際の基本的な開発手法ですが、ドキュメントやSDKをダウンロードした際に付属するサンプルプロジェクトのソースを読めば大体分かると思います。私は書籍の方も購入しましたが、GameEngine2Dで開発される際にはあまり必要ないです。
書籍:PlayStation Mobile SDKプログラミング入門
PS VITAのゲームをまだ開発したことがない方は一緒にがんばってみませんか?
今ならパブリッシャーライセンスも無料で配布されますよ(2014年12月24日時点)。まあ、有料になる気配は感じないんですけどね……。
リンク:PSMパブリッシャーライセンス無料期間をお見逃しなく!
やっと開発系の記事を書けました。今日はクリスマスですね。予定は……仕事以外ありませんよ!!